頭が大きい人のヘルメット選び
頭囲63cmオーバーでも被れる「最後の砦」

「市販のXLが入らない」「鉢が張っていて浮いてしまう」。そんなガチの悩みに、実体験に基づいた解決策を提示します。

1. 頭囲63cm以上のユーザーを阻む「サイズの壁」

自転車用ヘルメットの多くは、Lサイズで60cm前後、XLサイズでも62〜63cmが上限です。しかし、数値上は63cmであっても、日本人に多い「鉢が張った形状(円形に近い)」の場合、海外メーカーの縦長形状ではXLでも全く入らないことが多々あります。

今回は、筆者が実際に購入・試着を繰り返し、頭囲63cmオーバーの「大きな頭」でも確実に快適に被れたモデルを紹介します。

2. 圧倒的な最大サイズ。OGK KABUTOの「XXXL」

国内メーカーの雄、OGK KABUTO(オージーケーカブト)には、一般的なサイズ展開を超越した「XXXL(63〜66cm)」対応モデルが存在します。これこそが、他が全滅した時の最後の砦です。

【カジュアル派】CANVUS-URBAN X(キャンバス・アーバン エックス)

街乗りに最適なバイザー付きモデル。XXXLサイズが用意されており、帽子のような感覚でゆったり被れます。私服にも合わせやすく、通勤・通学の強い味方です。

OGK KABUTO CANVUS-URBAN X

【スポーツ派】STEAIR-X2(ステアー・エックス2)

ロードバイク向けの本格的なスポーツモデル。同じくXXXLに対応しており、通気性が良く軽量です。XLが入らずにスポーツ走行を諦めていた方へのアンサーと言える逸品です。

OGK KABUTO STEAIR-X2

3. 意外な伏兵。GIRO Syntax MIPS(シンタックス ミップス)

海外メーカーながら、デザイン性と安全性を両立したい方に一度試してほしいのがGIROの「Syntax MIPS」のLサイズです。

GIRO Syntax MIPS

「アジアンフィット」を謳うモデルは数多くありますが、筆者が試した中で最も横幅が広く作られているのがこのモデルでした。数値上の表記は最大63cmですが、内部形状が非常に優秀で、鉢が張っているせいで他社のXLが入らなかった人でも、これならスッポリ入る可能性があります。

実際、筆者がOGKのXXXL以外で唯一まともに被れたのが、このGIROのLサイズでした。デザインを重視したいビッグヘッド・サイクリストにとっての希望の星です。

まとめ:諦める前に「幅」をチェックしよう

ヘルメット選びで重要なのは、頭囲の数値(長さ)だけではなく「内部の幅」です。63cmの壁に阻まれている方は、以下の順で試してみてください。

  1. まずは絶対の安心感、OGKのXXXLサイズを試す。
  2. デザインにこだわりたいなら、GIRO Syntax MIPSのLサイズに望みを託す。

サイズがないからとヘルメット無しで走るのは非常に危険です。妥協せず、自分にぴったりの「デカいけれどカッコいい」1個を見つけ出しましょう!

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