サイクルボトルを用意するまでもないライトな用途に便利な、ペットボトル用ボトルケージと水分補給が劇的に楽になるプル式キャップについて解説します。
レースやガッツリとしたトレーニングライドであれば、専用のサイクルボトルが一番格好良く、機能的です。しかし、近所への街乗りやのんびりとしたポタリングといったライトな用途であれば、専用のボトルを準備するまでもないケースが多くあります。
そんな時に便利なのが「ペットボトル」です。出先やコンビニ、自動販売機で冷たい飲み物を買って、そのまま自転車に積んで走れる手軽さは、一度味わうと手放せません。
自転車に飲み物を積むためのホルダーを「ボトルケージ」と呼びますが、一般的なスポーツ自転車用のボトルケージはサイクルボトル(直径約73〜74mm)に合わせて作られています。
一方で、市販のペットボトル(500ml前後)は直径が少し細いため、サイクルボトル用のケージに入れると隙間ができてしまい、走行中の振動でガタガタと音が鳴ったり、最悪の場合は段差でボトルがすっぽ抜けて落下してしまう危険があります。
ペットボトルを自転車で運用する際の最大の弱点は、「走りながら飲めない」ことです。通常のキャップは両手で回して開ける必要があるため、いちいち自転車を止める必要があります。
この不満を一発で解消してくれるのが「プル式キャップ」です。
サイクルボトルの場合、出発前に「ボトルを洗い、飲み物を注ぎ、冷蔵庫で冷やしておく」といった手間がかかりますし、帰宅後もすぐに洗わなければカビの原因になります。
しかし、ペットボトル+プル式キャップの運用なら、出発前の準備は「プル式キャップをポケットに入れておく」だけです。飲み物は道中のコンビニなどで調達し、飲み終わったペットボトルは出先で捨てて、キャップだけ持ち帰ればOKです。(ゴミのポイ捨ては絶対にやめてください。ゴミはゴミ箱へ、もしくは持ち帰る!)
プル式のキャップは1個あたり数百円で購入可能。しっかり洗って乾燥させれば何度でも使い回せるため、お財布にも優しいのが嬉しいポイントです。
これから本格的に暑くなる季節、熱中症予防のためにもこまめな水分補給は必須です。
「サイクルボトルはなんだか大げさで恥ずかしい」「準備や片付けが面倒くさい」と感じている方は、ぜひこの「ペットボトル対応ボトルケージ」と「プル式キャップ」の組み合わせを試してみてください。手軽でスマートな水分補給の手段を確立して、快適な夏のサイクリングを楽しみましょう。