「初めてのロードバイクを探している」「ゆくゆくは自分好みにパーツをカスタムして楽しみたい」——そんな方に向けて、ダイワサイクルからリリースされているアルミロードバイク「ARTMA RYLAS(アルテマ ライラス)」をご紹介します。
13万円台という初心者向けの価格帯でありながら、最新の規格と本格的な走行性能を備え、「バイシクル・オブ・ザ・イヤー2025」でも高く評価された注目のモデルです。メーカーの背景から設計者の経歴、実際のネットでの評価まで、購入前に知っておきたい情報を網羅しました。
ダイワサイクル ARTMA RYLAS(ライラス)
ダイワサイクルは、全国に店舗を展開する大手の自転車販売店です。一般車(ママチャリ)から電動アシスト自転車まで幅広く扱う同社が、「家族みんなでスポーツバイクを楽しんでほしい」「本物をすべての方へ」という願いを込めて立ち上げた本格スポーツバイクブランドが「ARTMA(アルテマ)」です。
その中核を担うのが今回紹介するRYLAS(ライラス)。初めてスポーツバイクに乗る人でも妥協せず、走る楽しさを存分に味わえるアルミレーシングバイクとして開発されました。
RYLASのフレーム設計および全体的なコンセプトは、元プロロードレーサーの辻善光(つじ よしみつ)氏が監修しています。
【辻善光氏の主な経歴】
過酷なレースの世界をスプリンターとして生き抜いてきた辻氏だからこそ、「手頃な価格でありながら、本気の走りも楽しめる」という妥協のないフレーム設計がRYLASに落とし込まれています。
RYLASの設計思想は、初心者が恐怖心を感じやすいダウンヒルやコーナリングでの安定性を確保しながらも、レーシングバイクらしい「進む」感覚をしっかりと味わえること。そして、長く乗り続けられる「拡張性の高さ」にあります。
まっすぐ走りやすく、かつキビキビと曲がれる軽快なハンドリングを実現。街乗りからロングライド、高速ダウンヒルまで、初心者が安心して走れる操作性を確保しています。
メインコンポーネントにはSHIMANO Claris(2×8速)を採用。フロントは50-34T、リアは11-34Tと、上級モデルと同等のワイドなギア比を確保しています。平坦でしっかりスピードを出せるだけでなく、急な坂道でも無理なく軽いギアで登れるため、脚力に自信がない方でも安心です。
価格を抑えつつも、前後12mmスルーアクスルやフラットマウントのディスクブレーキといった現代のディスクロード標準規格をしっかり採用しています。将来的に上位グレードのコンポーネントへ載せ替えたい時にも、フレームがしっかり対応してくれます。
近年はケーブル類をすべてフレーム内部に通すフル内装式が流行していますが、RYLASはダウンチューブのみにケーブルを通すセミ内装式(ブレーキ、シフトともにフルアウター仕様)を採用しています。これにより、ブレーキやシフト調整などの日々のメンテナンスが非常に容易になり、初めて自分で自転車をイジるユーザーにも優しい設計となっています。
発売当初は480サイズのみでしたが、「より小柄な女性や、成長期の子どもでも乗れるサイズが欲しい」という要望や「もっと長身向けのサイズを」という声に応え、現在では430mmから520mmまでの3サイズ展開となっています。(430サイズは、つま先と前輪が当たらないようトークリアランスもしっかり確保されています)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| フレーム / フォーク | アルミ / アルミ |
| コンポーネント | SHIMANO Claris(外装16段変速) |
| ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ(前160mm / 後140mm) |
| 最大タイヤクリアランス | 最大34Cまで対応(リム内幅19C) |
| 重量 | 約10.7kg(Claris完成車、ペダル無しの状態) |
| サイズ(適応身長) | 430mm (152-167cm) / 480mm (162-172cm) / 520mm (170-180cm) |
| 価格(税込) | 完成車:131,780円 / フレームセット:87,780円 |
※価格・仕様は2026年時点の公式情報に準拠しています。
自転車ジャーナリストなどの専門家から、販売店、実際に購入したユーザーまで、多角的な視点で以下のようなポジティブな声が多く見られます。
日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2025において、50万円以下の完成車から選ばれる「ベストパフォーマンスロード賞」を受賞しました。高価格化が進むロードバイク市場のカウンターとして、13万円台でアルミフレームらしいキビキビとしたスポーティな走りが味わえる点がプロから高く評価されています。
13万円台というエントリー価格でありながら、スルーアクスルやフラットマウントのディスクブレーキといった「後から変更できないフレームの基本規格」が現代のトレンドをしっかり押さえている点が好評です。
プロのメカニックや自分で整備をするユーザーからも、ダウンチューブのみに通すセミ内装式(フルアウター仕様)を採用したケーブル類の取り回しが「組みやすく、後々のシフト調整や整備が非常にラク」と現場レベルでの支持を集めています。
コンパクト形状 of ドロップハンドルやワイドなギア設定により、「ロードバイク=きつい」というイメージを払拭。「脚力に自信がなくても坂道を登りきれた」「もっと遠くまで走ってみたいと思える」という声が寄せられています。
「速そうでかっこいい」を追求したスタイリングと、価格帯以上のクオリティを持つ塗装も好評です。「かっこいいから乗りたくなる」という、スポーツバイクを続ける上で一番大切なモチベーションの維持に貢献しています。
フレームセット単体(税込87,780円)での販売があるため、自転車の構造に詳しいマニア層からは「手頃な価格のパーツを組み込んで、気兼ねなく乗り回せるセカンドバイクとして最高」というマニアックな支持も得ています。
ダイワサイクルの「ARTMA RYLAS」は、単なる安価な入門機ではなく、「乗り手が成長したり、自転車の構造に詳しくなったりしても、それに応えてくれる懐の深さ」を持った名機です。
初めての1台としてそのまま乗ってよし。ゆくゆくはコンポーネントやホイールをアップグレードして、自分だけの1台を作り上げるベース車としても非常におすすめできるロードバイクです。
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